ゲーム道楽

 友達の家でスマブラをしているとき、学校ではおとなしい振りをしている自分の素が顔を出した。周りの子がびっくりして笑っちゃうくらい、自分はエキサイトしていたのだ。中学二年の思い出は、そのほとんどが友達とひたすらゲームした記憶で出来上がっている。

 最近ハマっているスマホゲームに「Fwd Assault」(フォワードアサルト)というのがある。これはチームに分かれて戦うゲームなのだが、テロリスト側の仕掛ける爆弾が爆発する前に、カウンターテロリスト側がそれを解除しなければならない「Bomb Defuse」がとても面白い。個人的には、Uziを使ってガンガン前線を走っていくのがスッキリする。このゲームは海外サーバーのため日本語に対応しておらず、そのため海外の人たちと戦うことが多い。でもときどき日本人の人と戦うこともあって、テキストチャットで僕のことをうざいと言われたときはニンマリしてしまった。ちなみに、ゲームにはFPS(本人視点で進めていく)とTPS(第三者視点で進めていく)がある。僕はFPSのほうがやり易くて、しかしながら後ろから狙われたときはすっっっごく悔しい。わかるかな?

 ゲームに勝つと貰えるボックスには、さまざまな武器のデザインがあって、好きなものにコスチュームすることができる。別に武器の性能は変わらないのに、かっこいいやつが出るまで諦められなくなっている。あと、たまーに出てくるチーター(不正行為を行って自分優位に進めていく人。見えなくなったり、一番最初から強い武器を使用したり、カウントダウン前から動き出して敵をやっつけたり)を見かけると、やる気がなくなっちゃう。ただ、こっちは普通に戦ってるのに「hacker」(チーターと同じ意味です)と言われたらなんか嬉しくなっちゃう。

 ゲームをするのも好きだけど、実況を見るのも大好きで、この間見た三人称の「EA SPORTS UFC 3」を見て久しぶりにおなかを痛めて大笑いした。ただただ総合格闘技の試合を見てるだけなのに、なんでこんなに面白くできるんだろうと思う。この人たちの動画を見て、いつの間にか夜遅くになっているときもある。

 今日も、ゲームに耽る。Uziを片手に、1キル2キルと積み重ねていく。そうして夜更かしは続いていくのだ。